Draw a dream
「夢を描くこと。」
小さい頃から大人になるまで。
成長するにつれて、絵は色も形も変えていきます。
今日、弊社の運営している焼肉屋に行った際に、
初めて会ったスタッフと話をしました。
最近、初めて現場で会えたスタッフとは「夢」について話します。
現場で話せる機会も少ないので、僕にとっては貴重な時間。
「まだ固まってないけど、こうなりたい。」
そう教えてくれました。全然いいと思います。
僕なんかその歳はとにかく仕事!とバンド!みたいな感じで。
いつも伝えることは
「夢を描くことを恥じる大人にならない。常に人生の主役になって時間を大事にして欲しい。」
ということです。
というのも父親を早くに亡くしてから、人生は本当に一瞬なのだと教えてもらいました。
また、僕が19歳で東京にいるときに、僕の同郷の友人も上京していたので、料理ができない僕は料理上手な彼に、時々、ご飯を作ってもらってました。
彼はアクタースクールに通い「僕は仮面ライダーになるんだ!」と。
その時の僕は仕事も中途半端、夢も夢とは言えないカッコいいものに憧れる、でも踏み出せない。
要するに、リスクも追えず、でも追いかけたく。
みたいな感じで。
その友人の「仮面ライダーになりたい。」という夢もどっかで「何言ってるんだ。」と思ってたのかもしれません。
そして、僕は東京で一度敗戦し滋賀県へ戻ってきました。
そのあとに父親が亡くなり、ケバブの屋台は閉店して、手には何もなく、「這い上がろう」「無くしたものをもう一度集めよう」とサラリーマンになりました。
そうして、23歳。
仕事もバンドも本気でやってました。
でも、バンドメンバーの結婚などもあり、他のメンバーの就職もありで解散して、仕事のみに打ち込みました。
両方とも本気でやっていたせいか、仕事だけに絞るともっと順調になり、24歳で会社で最年少の責任者に昇格しました。
そんな時、東京の彼が「仮面ライダーになった!」ということを聞きました。
彼はテレビの中で仮面ライダーを演じてたのです。
格好よかった。人として格好良かった。
仮面ライダーがではなく、そうなりたいと汗を流し、言葉に出してたんだなと気づいた時にです。
その時に「夢を本気で言葉に出せない方が、なんか格好悪いよな」って思いました。
そこから一生懸命仕事に打ち込み、今日そのスタッフに「夢を描くことを大事して欲しい」と伝えました。
今ならあの時の彼の心がわかる気がします。
本気になれること。
人の目なんて気にしないこと。
自分の人生の主役は周りではなく、自分だということ。
その為に、本気で夢を描くこと。
一生懸命いまを生きること。
ガーネットのスタッフには皆んなにそう伝えたい。
その為にはもっとスタッフを知りたい。