GO
最近会食続きで更新できませんでした!
そんな今日は最近日経新聞に頻繁に掲載される日本と韓国について。
あ、深い話ではないんです。笑
ただ、僕の好きな映画で「GO」という映画があります。
窪塚洋介さん主演のこの映画。
窪塚洋介さん演じる在日韓国人の杉原と、柴咲コウさん演じる日本人の桜井。
この二人の恋愛映画なんですけど。
僕の好きな金城一紀氏と宮藤官九郎氏のコラボ作品。
俳優も脚本からすべて好きな映画なんですが。
あ、突然ですけど僕は映画大好き人間でDVDは600-700本くらい持ってます。
その中でもこの映画は大好きで。
何が好きかっていうと、どちらにも属せない在日韓国人の杉原の視点。
また、両サイドの人たちからの視点。
例えば、最近高須院長とウーマンラッシュアワーの村本さんがツイッターで
日本と韓国についてもめてました。
日本でも色んな視点で考えがあります。
そんな色んな視点で描かれているこの映画。
そこで2つ僕が忘れない場面があります。
在日韓国人の杉原が日本の高校に行くとき。
学校の男性の先生に「この恥さらし!」って怒られるんです。
すると横にいた女性の先生は「いや、日本との懸け橋になるいいことだ。」と。
それを受け入れられない男性の先生は「売国奴が!」って殴るんですね。
そこで杉原の友人、彼もまた在日韓国人なのですが。
そんな彼が「僕らには国なんてない!」と一言。
そして、もう一つの場面。
いい関係だった杉原と桜井。
でもあるとき体が交わるときに杉原が「俺在日韓国人なんだ。」と言うんです。
その瞬間さっきまでキスをしていた桜井は「触らないで!」と。
そんな二人が最後に桜井はやっぱり杉原が好きだと。
そんな杉原は「俺は宇宙人じゃねぇ!」って。同じ人間なんだって。
この映画で最後ぼろ泣きの僕です。
まぁそんな僕ですが、小さいころから周りにブラジル人やフィリピン人が多く。
そして、高校生のころにはアメリカの高校で車に乗るとき、
ホストファミリーに酔った勢いで「ホワイトが先なんだ」と言われたり。
そこで「あぁ俺って日本人の前にアジア人なんだ」と初めての差別を受けたり理解したり。
そんな流れでできた当時のアメリカ人の彼女にキスするときは「アジア人とか大丈夫なのかな」って思ったり。
会社を興してから助けてくれたり可愛がってくれた人には韓国や在日朝鮮人の方も多かったり。
中国人のイメージを覆してくれたのは上海のビジネスパートナーである中国人の方だったり。
国の中でもアッパー層やそうでない層や地域で考え方も文化も変わったり。
そして、これからはアジアの時代だと言われていて。
そんな中でもベトナムみたいに急成長の国もあれば、日本みたいに少子高齢化の国もある。
そりゃそうだと。
沖縄の方言と北海道の方言は伝わらない。
でも日本語という共通語は伝わる。
愛だったり、思いやりだったり。楽しかったり。そうでなかったり。
いわゆる感情は全部世界共通語で。
じゃぁそれをグローバルに提供できるホテルや飲食というサービス業を経営している経営者として考えてみると。
京都市長が言うような「ちゃんとした施設運営者だけを残す。」というのも頷けて。
利益だけを求めている商売の時代はやはり遅れているんだなぁと。
僕が色んな国の人に守られてここにいて。
だからこそ受け入れる体制が昔からあった。
ビジネスを通して国境を越える。
そして次は日本人が日本人のイメージを覆す。
そんな視野で仕事がしたい。
もう今の時代国境なんて関係なく、アジアも欧米も何もない。
そりゃ当然文化が違うからビジネスのしやすいしにくいはあれど。
通貨から何から越えていく時代に対応しなきゃいけない。
それを考えるとみんなが幸せになれる商売はいわゆるビジネスという共通語で。
そこを伝えることがサービスという手段なんだと。
そんな視点をもつことの重要性を再認識した一日でした。