恒例の八丈岩登り
昨日は毎年恒例の八丈岩登りをしてまいりました。
そうなんですよ。
山登るんです。笑
ここは湖南市の三雲城址にある八丈岩というところです。
田舎育ちの僕は、小さいころよくこの山を登って八丈岩で遊んでおりました。
その大きな岩の上で何時間も何時間も。
そして、その岩にひっそりと祠があったのを覚えており
それから20歳になったときに、ふと思い出しました。
ちょうど営業職を始めたころくらいです。
それから毎月登っては、神主さんのいない祠を掃除して。
御礼を伝え、サラリーマンで不動産の店長になったときのボーナスで
祠を建て直しました。
綺麗になったことで少しづつ参拝者も訪れ、いつの間にかお守りもできておりました。
僕が20歳のときは参拝者も誰もいない場所に、たまに行くと参拝者に出会えるようになりました。
そして、僕も会社を経営して、従業員に僕の原点を少しでも知ってほしいと思い、
毎年正月明けにはこの大切な場所にスタッフと参拝にきて
皆で掃除をして、そして手を合わせます。
僕にとっての原点は今も昔もこの場所です。
小さいころを知っている場所。
サラリーマン時代を知っている場所。
1人で自問自答、葛藤、喜怒哀楽しながら来ていた場所。
そんな1人で来ていた場所に、もう一人、そしてもう一人。
挑戦する過程で協力してくれる人が現れるように、
毎年ここに来てくれる人が増える。
僕は歩けなくなるまでここに来ます。
その最後に振り返ったとき。
山の下まで人が溢れるような生き方をしたい。
だから毎日を本気で生きる。
すごく大変で、ほとんど気が付けば時間が経ち、結局本気の3割も生きれない。
でも、明日は3.1割でも昨日より本気で生きる。
毎日に感謝して、それを毎月参拝した時に神様に確かめてもらってる。
毎月もっと出来たと怒られるけど、
今年は10年経ってやっとちょっと成長したと褒めらた気がした。
そして、その参拝の度に全従業員の幸せを祈る。
そして、その度に自分を信じて奮い立たせる。